近視の治療
検査
多くの近視はメガネやコンタクトレンズで矯正することができ、単純近視といいます。中には病的近視といって、メガネやコンタクトレンズを装用しても視力が悪い例があり、ひどくなると失明する可能性があります。この病的近視は眼軸が伸び、目の後ろ側が変形することで起こります。日本での失明原因の第一位は緑内障ですが、病的近視は第四位になります。
そこで注目されているのが、近視の進行抑制です。以下の方法について述べます。
近視の進行抑制
- 低濃度アトロピン点眼:ピント合わせの筋肉の緊張を和らげる
- オルソケラトロジー:夜寝る時にハードコンタクトレンズを装用し黒目(角膜)のカーブを変え網膜上にピントの合う位置を調整する
- 多焦点ソフトコンタクトレンズ
- 累進屈折力レンズメガネ
近視のメカニズムや治療法、抑制法は、まだ分からない点が多くあります。デジタル化が急速に進んだものの、まだその研究が追い付いていない側面もあります。今後さらに長期的な研究が必要となります。
お知らせ
近視の進行抑制を目的とする日本初の点眼薬「リジュセア®ミニ点眼液0.025%」が2024年12月に承認され、今年の4月から販売が開始されました。
現在、シンガポール国立眼科センター(SNEC)の研究に基づいて開発された点眼薬マイオピン(Myopine™)を、代行会社を経由して海外から輸入して使用しておりますが、これに伴い当院では、
◆ 0.01%は院内のマイオピン(Myopine™)の在庫が無くなり次第、取り扱い終了
◆ 今後は、参天製薬「リジュセア®ミニ点眼液0.025%」の取り扱いを開始
といたします。
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