結膜下出血とは?
症状
結膜下出血とは、結膜(しろめ)の下の小さい血管から出血したもので、眼科にかかられる患者さんにたいへんよく見られます。結膜炎などによる出血とは違って、「ベタっとした」赤色になるのが特徴です。出血の量が多い場合は、出血した部分が盛り上がったりすることもあります。
多少、目がごろごろしますが、痛みなどはなく、鏡を見て気がついたり、他人から目が赤いと指摘されて気づいたりする場合がほとんどです。
眼底出血と間違われることもありますが、眼底出血は文字どおり目の底(奥)のほうで起こる出血なので、表面からは見えません。結膜下出血は眼底出血よりよほど心配のないものです。
結膜下出血の原因
以下の原因が考えられますが、大半は原因がよくわからずに生じます。
- 全身的に出血傾向のある方
身体のほかの部分にも皮下出血(あざ)を起こしやすい方は、血液検査などで出血しやすさ(出血傾向といいます)を調べた方がいいと思われます。 - 血管が弱い方
動脈硬化、糖尿病などがある方は結膜下出血を起こしやすいといわれています。 - 血液がサラサラになる薬を服用中の方
- 目をこする癖のある方
なぜとつぜん結膜下出血がおこるのかははっきりしていませんが、結膜は強膜のうえにピンと張るのではなく、ゆるく余裕をもって覆っているので、まばたきのときに結膜が引っ張られて結膜下出血をきたすのではないかと言われています。
特にかかりやすいのは
50歳以上
男性
50歳以上
女性
- 喫煙者
日常生活が
制限されるもの
- ものを見ること全般(特に両方の目に出現した場合)
疾患一覧
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