糖尿病網膜症

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糖尿病網膜症の治療

レーザー検査・治療について

眼科では様々な病態に対してレーザー治療を行いますが、最も頻繁に行われるのは網膜の病気に対するレーザー治療です。代表疾患と適応となるレーザー治療を挙げます。

網膜裂孔

網膜に穴があいたり、裂け目(裂孔)ができた状態です。飛蚊症の症状で見つかることが多いです。放置した場合高頻度で網膜剥離に進行するため、裂孔の周囲をレーザーで凝固します。数十発のレーザー照射で、緊急性のある場合は即日行います。

網膜剥離

主に網膜裂孔に伴うもので、ごく軽度でレーザーで治療可能な場合は数十発のレーザー照射を即日行います(ただし大半の症例は病態に合わせた手術治療が必要となります)。

網膜はく離って、どんな病気?>

糖尿病網膜症

中等度以上の糖尿病網膜症に対しては、病態の進行予防のためのレーザー治療を行います。周辺部の網膜全体にレーザー治療を行うもので、数百発のレーザー照射を3-4回に分けて待機的に行います。最近ではレーザー治療の代わりに、より負担の少ない硝子体注射を選択することもあります。

糖尿病網膜症って、どんな病気? >

眼底レーザー治療の費用

種類 3割負担の方 2割負担の方 1割負担の方
網膜光凝固術
(通常のもの)
30,060円 20,040円 10,020円
網膜光凝固術
(その他特殊なもの・一連につき)
47,880円 31,920円 15,960円

*その他特殊なものとは「網膜剥離裂孔」「円板状黄斑変性症」「網膜中心静脈閉鎖症による黄斑浮腫」「類嚢胞黄斑浮腫」「未熟児網膜症に対する網膜光凝固術」「糖尿病性網膜症に対する汎光凝固術」です。

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