検査・治療について
眼瞼下垂の治療法① 手術による治療
手術による治療が行われます。提携する眼科で専門医が手術を行います。保険適応で約22,000円程度の自己負担となります(3割負担の場合)。
状態によりますが、片目で30~60分くらいの手術になります。手術後1日は眼帯を行います。術後少しの間は、瞼の腫れ、皮下出血、瞼が閉じにくい感じが出現しますが、2週間ほどでほとんどの場合良くなります。

眼瞼下垂の治療法② 点眼薬による治療
眼瞼下垂治療点眼薬アップニーク®ミニが発売されました。
手術以外の治療の選択肢として注目されています。
アップニーク®ミニとは
アップニーク®ミニは、有効成分オキシメタゾリン塩酸塩を含む点眼薬です。上まぶたを持ち上げる筋肉の一つであるミュラー筋に作用し、まぶたを引き上げることで目を開きやすくします。
通常、点眼後30分から2時間程度で効果が現れ、個人差はありますが1日程度効果が持続します。毎日使用することもできますし、大切な予定のある日にのみ使用することも可能です。
このような方におすすめです
- 軽度から中等度の眼瞼下垂がある方
- 加齢とともにまぶたが重くなってきた方
- 視界の狭さや目の開けにくさを感じる方
- 手術以外の方法を試してみたい方
- まずは治療効果を確認したい方
- 手術を受けるか迷っている方
【ご注意】すべての眼瞼下垂に効果があるわけではありません。まぶたが下がる原因には、加齢性眼瞼下垂、コンタクトレンズ長期装用による眼瞼下垂、神経や筋肉の病気による眼瞼下垂、皮膚のたるみ(眼瞼皮膚弛緩症)などさまざまなものがあります。
診察のうえ、アップニーク®ミニによる治療が適しているかどうかを判断いたします。
期待できる効果
アップニーク®ミニでは、平均で約1mmまぶたが上がることが報告されています。わずかな変化に感じられるかもしれませんが、以下のような変化を実感される方が少なくありません。
- まぶたの重さが軽減する
- 目が開きやすくなる
- 視界が広く感じられる
- 夕方の疲れ目が軽く感じられる
※効果には個人差があります。また、重度の眼瞼下垂では十分な効果が得られない場合があり、その場合は手術治療をご案内することがあります。
副作用について
主な副作用として、点眼時の刺激、充血、目の乾燥感、異物感、頭痛などが報告されています。
また、緑内障や高血圧、不整脈などの病気をお持ちの方は使用に注意が必要な場合があります。診察時に現在治療中の病気や使用中のお薬についてお知らせください。
当院での診療の流れ
1. 診察:まず眼科専門医が診察を行い、眼瞼下垂の程度や原因を評価します。
2. 適応判定:アップニーク®ミニによる治療が適しているかを判断します。
3. 処方:適応がある場合には処方を行います。
4. 経過観察:効果や副作用を確認しながら継続の可否を判断します。
費用について
アップニーク®ミニによる治療は自由診療となります。